01
仏教をめぐる「神様戦争」
蘇我馬子(そがのうまこ)が活躍した時代、日本は「外国から来た仏教を取り入れるか(崇仏派・蘇我氏)」、「日本の神様を守るか(排仏派・物部氏)」で真っ二つに割れていました。馬子は仏像を拝んで疫病が流行ると「お前のせいだ!」と仏像を川に捨てられるなど、激しいバッシングを受けながらも、大陸の最新技術とセットになった仏教の導入を諦めませんでした。

そがのうまこ
蘇我馬子
01
蘇我馬子(そがのうまこ)が活躍した時代、日本は「外国から来た仏教を取り入れるか(崇仏派・蘇我氏)」、「日本の神様を守るか(排仏派・物部氏)」で真っ二つに割れていました。馬子は仏像を拝んで疫病が流行ると「お前のせいだ!」と仏像を川に捨てられるなど、激しいバッシングを受けながらも、大陸の最新技術とセットになった仏教の導入を諦めませんでした。
02
物部氏を武力で滅ぼし、権力を握った馬子ですが、彼が擁立した崇峻天皇と対立するようになります。すると馬子は、部下を使って崇峻天皇を暗殺させてしまいました。臣下が天皇を暗殺したとして記録に残る、日本史上極めて異例で冷酷なクーデターです。
03
馬子と聖徳太子が強力なタッグを組み、日本は仏教を中心とした近代的な国家へと生まれ変わっていきました。奈良県にある巨大な「石舞台古墳」は、馬子のお墓であるとする説が有力です。冷酷な独裁者か、それとも国をアップデートした偉大なイノベーターか。歴史の評価が分かれる巨人です。
SAME CATALOG