01
蝦夷地での独立国家構想「箱館戦争」
敵から大臣へ。榎本武揚は、負けたあとに国際法を武器へ変えた。この節では、蝦夷地での独立国家構想「箱館戦争」をその切り口から読みます。
オランダ留学で最先端の海軍知識と国際法を学んだ榎本武揚(えのもとたけあき)は、江戸無血開城の後も新政府に降伏せず、幕府の軍艦(開陽丸など)を率いて北海道(蝦夷地)へ脱走します。彼は箱館の五稜郭を占拠し、武士たちによる選挙を行って事実上の独立政権(蝦夷共和国)を樹立し、その総裁に選ばれました。しかし、新政府軍の圧倒的な物量の前に敗れ、降伏を余儀なくされます。
蝦夷地での独立国家構想「箱館戦争」
Generated illustration: are-iina
