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「春はあけぼの」=「春の朝ってエモいよね」
清少納言の代表作『枕草子』の冒頭「春はあけぼの」。教科書では堅苦しく習いますが、現代語に訳せば「春はやっぱり朝イチが一番エモいよね。だんだん白くなっていく空とかマジ最高」という、彼女自身の極めて個人的な「推しポイント(好きなもの)」の発表です。 美しい自然の描写だけでなく、彼女は「すさまじきもの(興ざめするもの)」「にくきもの(ムカつくもの)」など、日常の不満も赤裸々にリストアップしています。

せいしょうなごん
清少納言
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清少納言の代表作『枕草子』の冒頭「春はあけぼの」。教科書では堅苦しく習いますが、現代語に訳せば「春はやっぱり朝イチが一番エモいよね。だんだん白くなっていく空とかマジ最高」という、彼女自身の極めて個人的な「推しポイント(好きなもの)」の発表です。 美しい自然の描写だけでなく、彼女は「すさまじきもの(興ざめするもの)」「にくきもの(ムカつくもの)」など、日常の不満も赤裸々にリストアップしています。
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彼女の書く「にくきもの(ムカつくもの)」は、1000年前の文章とは思えないほど現代人の共感を呼びます。 「急いでいる時に限って、切れないハサミ」「何か面白い話を聞こうとしている時に、ワーワー泣き出す赤ん坊」「こっちが話しているのに、勝手に割り込んできて自分の話に持っていく人」。これらは『枕草子』に実際に書かれている不満です。彼女は宮廷のキラキラした生活だけでなく、こうした「人間関係のウザさ」を的確に言語化する天才でした。
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そんな才気煥発な清少納言ですが、『源氏物語』の作者である紫式部からは、日記の中でボロクソに悪口を書かれています。 「清少納言は得意げに漢字を書き散らしているけど、よく見ると間違いばかり。あんな風に人と違って目立とうとする女の末路は、ロクなことにならないわよ」といった具合です。ただし、二人が宮中に仕えていた時期は少しズレているため、直接顔を合わせてバチバチにやり合っていたわけではなく、紫式部の一方的なライバル視(または性格の不一致)であったと推測されています。
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