渋沢栄一

しぶさわえいいち

渋沢栄一

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渋沢栄一|渋沢栄一は、会社を増やしても財閥を作らなかった

渋沢栄一は、会社を増やしても財閥を作らなかった

基本情報

名前
渋沢栄一
読み
しぶさわえいいち
生没年
1840年 - 1931年
時代
幕末〜昭和
立場・肩書
実業家
主なゆかりの地
埼玉県(深谷市)、東京都
代表的な出来事
第一国立銀行の設立、『論語と算盤』
関連人物
徳川慶喜、岩崎弥太郎

約500社に関わった人物を単なる起業家として読まない。渋沢栄一は、利益を公共へ戻す仕組みを企業と同時に作ろうとした。

01

500社の企業設立と「財閥を作らない」信念

渋沢栄一は、会社を増やしても財閥を作らなかった。この節では、500社の企業設立と「財閥を作らない」信念をその切り口から読みます。

渋沢栄一(しぶさわえいいち)は、日本初の銀行である「第一国立銀行(現在のみずほ銀行のルーツの一つ)」をはじめ、製紙、鉄道、ビール、ホテルなど、約500に及ぶ近代企業の設立や育成に関わりました。特筆すべきは、同時代の三菱の岩崎弥太郎などが利益を独占して「財閥」を形成したのに対し、渋沢は「富は社会全体で共有すべき」と考え、会社の株を独占せずに次々と新しい事業への投資に回し続けたことです。

500社の企業設立と「財閥を作らない」信念

500社の企業設立と「財閥を作らない」信念

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02

経営哲学『論語と算盤』

渋沢栄一は、会社を増やしても財閥を作らなかった。この節では、経営哲学『論語と算盤』をその切り口から読みます。

彼のビジネスの根底にあったのが、『論語と算盤(ろんごとそろばん)』という哲学です。算盤(利益を追求する経済活動)は必要だが、それが論語(道徳や倫理)に基づいたものでなければ長続きしない、という教えです。「社会のためになる事業をすれば、利益は後からついてくる」という公益追求の理念は、現代のSDGsやESG投資にも通じる、極めて先進的かつ普遍的なビジネス思想でした。

経営哲学『論語と算盤』

経営哲学『論語と算盤』

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03

600以上の社会公共事業と「青い目の人形」

渋沢栄一は、会社を増やしても財閥を作らなかった。この節では、600以上の社会公共事業と「青い目の人形」をその切り口から読みます。

実業家としての活動だけでなく、教育機関(一橋大学や日本女子大学など)の創設や、医療・福祉施設への支援など、約600もの社会公共事業に尽力しました。晩年には民間外交にも力を入れ、アメリカから約1万2千体の「青い目の人形」が届いたとき、日本国際児童親善会を組織して受け入れ、日本からは答礼の人形を送り返しました。会社を作った人が、最後には子どもたちの教室を外交の舞台にした。渋沢の「公益」は抽象論ではなく、人形一体一体にパスポートを持たせるほど具体的な仕掛けになっていました。

600以上の社会公共事業と「青い目の人形」

600以上の社会公共事業と「青い目の人形」

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