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弟にだけ姿を見せる「究極の引きこもり」
中国の歴史書『魏志倭人伝』によると、卑弥呼は「鬼道(きどう)」という一種の呪術や占いで人々をまとめ上げていたとされています。 女王になってからは、何千人ものメイド(侍婢)をはべらせて奥深くに住み、決して人前に姿を見せなかったと記録されています。食事を運んだり、彼女の言葉を外に伝えたりしたのは「たった一人の弟」だけでした。カリスマ性を保つために、あえてミステリアスな「引きこもり」を演出していたのかもしれません。

ひみこ
卑弥呼
01
中国の歴史書『魏志倭人伝』によると、卑弥呼は「鬼道(きどう)」という一種の呪術や占いで人々をまとめ上げていたとされています。 女王になってからは、何千人ものメイド(侍婢)をはべらせて奥深くに住み、決して人前に姿を見せなかったと記録されています。食事を運んだり、彼女の言葉を外に伝えたりしたのは「たった一人の弟」だけでした。カリスマ性を保つために、あえてミステリアスな「引きこもり」を演出していたのかもしれません。
02
239年、卑弥呼は中国の魏(三国志でおなじみの国)へ使いを送り、奴隷や布などを献上しました。 これに対する魏の皇帝からの返礼品は超豪華でした。「親魏倭王」という称号の金印に加え、なんと「銅鏡100枚」などの莫大なプレゼントをもらったのです。鏡は当時の日本において、太陽の光を反射する強力な呪術アイテムでした。卑弥呼は、世界の大国から最新アイテムを大量に引き出す、極めて優秀な外交手腕を持っていたと推測されます。
03
日本史最大の謎とも言えるのが「邪馬台国はどこにあったのか」という論争です。 『魏志倭人伝』に書かれている距離と方角の通りに進むと、なんと日本の遥か南の「太平洋のど真ん中」にたどり着いてしまいます。そのため、「方角が間違っている(九州説)」か、「距離が間違っている(近畿・大和説)」か、現在でも学者たちの間で意見が真っ二つに分かれています。圧倒的な知名度を誇りながら、確実なエビデンスがほとんど存在しない、まさに幻の女王です。
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