空海

くうかい

空海

空海|筆を空中に投げて修正? 空海(弘法大師)の人間離れした伝説

基本情報

名前
空海
読み
くうかい
生没年
774年~835年
時代
平安時代初期
立場・肩書
僧侶・真言宗の開祖
主なゆかりの地
高野山・京都・唐
代表的な出来事
遣唐使として渡唐し、帰国後に真言宗を開いたこと
関連人物
最澄、嵯峨天皇、恵果

01

「弘法にも筆の誤り」の意外なオチ

「どんな達人でも失敗することはある」という意味のことわざ「弘法にも筆の誤り」。これは、空海が京都の応天門の額に字を書いた時の伝説に基づいています。 空海は「応」という字の「最初の点」を一つ書き忘れたまま、額を門の上に掲げてしまいました。普通なら下ろして書き直すところですが、達人である空海は下から筆をヒョイと空中に投げつけ、見事にその一点を書き足して完成させた、という伝説が残っています。(※あくまで伝説であり、事実とは考えにくいですが、彼の超人的な書道スキルを象徴するエピソードです)。

「弘法にも筆の誤り」の意外なオチ
語学の天才、わずか2年で奥義をマスター

02

語学の天才、わずか2年で奥義をマスター

遣唐使として中国(唐)へ渡った空海ですが、彼の最大の武器は「圧倒的な語学力」と「記憶力」でした。 現地でサンスクリット語(梵語)などを瞬く間に習得し、当時のエリート僧侶たちが何十年もかけて学ぶ密教の奥義を、わずか2年足らずで全てマスターして帰国してしまいます。あまりのスピードに、日本の朝廷からは「勝手に早く帰ってきた」と怒られてしばらく足止めを食らったほどでした。

03

全国に残る「空海が掘り当てた水」伝説

空海は宗教家であるだけでなく、大規模な土木工事(香川県の満濃池の修築など)を指揮したエンジニアでもありました。 そのため、日本全国に「空海が杖で地面を突いたら温泉(または湧き水)が出た」という伝承が数え切れないほど残されています。実際には、彼を慕う後世の真言宗の修行僧(高野聖など)が全国を巡り、井戸掘りなどの技術を伝えて回った功績が、「すべて空海の奇跡」として統合されていったものだと推測されています。

全国に残る「空海が掘り当てた水」伝説

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