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祈祷で女帝の病を治して大出世
道鏡(どうきょう)は、決して怪しい祈祷師などではなく、梵語(サンスクリット語)を学び、宮中の仏教道場に入ることを許された超エリート僧侶でした。彼が孝謙上皇(のちの称徳天皇)の重病を看病し、祈祷によって治癒させたことから、彼女の絶大な信頼(寵愛)を得ることになります。

どうきょう
道鏡
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道鏡(どうきょう)は、決して怪しい祈祷師などではなく、梵語(サンスクリット語)を学び、宮中の仏教道場に入ることを許された超エリート僧侶でした。彼が孝謙上皇(のちの称徳天皇)の重病を看病し、祈祷によって治癒させたことから、彼女の絶大な信頼(寵愛)を得ることになります。
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道鏡といえば「巨根(イチモツが巨大)であったため、女帝の心を掴んだ」という下品な伝説が有名ですが、これは江戸時代に川柳などで面白おかしく作られた完全なフェイク(創作)です。同時代の公式な記録に、彼らの肉体関係を示すような証拠は一切ありません。権力を握った彼を妬む貴族たちの悪意が、後世にエスカレートして伝わったと考えられます。
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「道鏡を天皇にすれば天下は平和になる」という神のお告げ(神託)が出たため、道鏡が天皇になろうとした事件。和気清麻呂が「そんなお告げはウソだ」と報告して阻止した美談として語られますが、実は「女帝(称徳天皇)自身が、信頼する道鏡に皇位を譲りたがっていたのではないか」とする説も現在では有力です。女帝が崩御すると、道鏡はあっけなく失脚して下野国(栃木県)へ左遷されましたが、反乱を起こすこともなく、赴任先で静かに生涯を閉じました。
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