01
近代国家の設計図「大日本帝国憲法」
伊藤博文は、近代国家を一人で作ったのではなく、対立を制度へ変えた。この節では、近代国家の設計図「大日本帝国憲法」をその切り口から読みます。
伊藤博文の最大の仕事は、大日本帝国憲法を一から設計したことです。では、なぜ伊藤自身がヨーロッパへ学びに行ったのか。幕末に攘夷を唱えた若者が、砲撃を受けた西洋を今度は国家設計の教科書として読み直したからです。敵として見た世界を、制度を作るための知識へ反転させた経験が、近代国家の骨格になりました。
近代国家の設計図「大日本帝国憲法」
Generated illustration: are-iina
