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「ビールは酒じゃない」という謎理論
若き日の福沢諭吉は、異常なほどの大酒飲みでした。適塾(大阪の蘭学塾)時代には、仲間と一緒に酒を飲んでは暴れるヤンチャな生活を送っています。 あまりの酒癖の悪さに周囲から注意され、ついに「禁酒」を誓った福沢ですが、数日後には我慢できずにビールを飲んでいました。問いただされると、彼は「ビールは西洋の飲み物であり、アルコールではなく『ただの苦い水』であるから、禁酒の誓いには違反していない」という謎の理屈を展開しました。インテリの論理武装が、単なる酒飲みの言い訳に使われた瞬間です。

