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暗殺本番で仲間がパニックに!
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)の出会いは、広場で「蹴鞠(けまり)」をしている最中に皇子の靴が脱げて飛んでいき、それを鎌足が拾ってあげたという青春ドラマのような出来事でした。
しかし、いざ蘇我入鹿を暗殺する「乙巳の変」の本番当日、大事件が起きます。入鹿を斬り殺す役目に任命されていた佐伯子麻呂ら(暗殺実行部隊)が、極度の緊張と恐怖からブルブルと震え上がり、渡された水を飲もうとしても吐き出してしまうという大パニックに陥ったのです。結局、しびれを切らした中大兄皇子本人が自ら飛び出して入鹿に斬りかかるという、非常に泥臭くドタバタしたクーデターの幕開けでした。

