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命に関わるレベルの「超・肥満」
どっしりとした体格のイメージ通り、明治維新後の西郷隆盛は大変な巨漢でした。しかし、それは健康的な筋肉ではなく、ストレスと運動不足による重度の肥満でした。 身長約180cmに対し、体重は100kgを優に超え、脂質異常症やフィラリア感染症にも悩まされていました。息苦しさで横になって寝ることもできず、壁に寄りかかって眠るほど健康状態が悪化していた時期もあります。

さいごうたかもり
西郷隆盛
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どっしりとした体格のイメージ通り、明治維新後の西郷隆盛は大変な巨漢でした。しかし、それは健康的な筋肉ではなく、ストレスと運動不足による重度の肥満でした。 身長約180cmに対し、体重は100kgを優に超え、脂質異常症やフィラリア感染症にも悩まされていました。息苦しさで横になって寝ることもできず、壁に寄りかかって眠るほど健康状態が悪化していた時期もあります。
02
西郷の体調を危惧した明治天皇は、お雇い外国人であるドイツ人医師テオドール・ホフマンに西郷の診察を命じました。 ホフマンが下した処方箋は徹底した「ダイエット(減量)」でした。下剤(ひまし油)を飲んで腸内を空にし、大好物だった豚肉や脂っこい食事を制限。そして運動療法として「毎日、犬を連れて野山を歩き回る(狩猟をする)こと」を厳命しました。西郷はこの言いつけを真面目に守り、愛犬を連れてあちこちを歩き回るようになります。
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東京・上野恩賜公園にある有名な「犬を連れた西郷像」。あれは単なる趣味の散歩姿ではなく、ホフマン医師から命じられた「命がけのダイエット・ウォーキング(ウサギ狩り)」に励んでいる姿なのです。 歴史を動かしたカリスマでありながら、現代の我々と同じようにメタボリックシンドロームに悩み、医者の指導で必死にダイエットをしていた。そのギャップが、彼の人間的な魅力をさらに深めています。
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