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有名な雪女の舞台は、武蔵国だった
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談(Kwaidan)』に収められた「雪女」は、武蔵国の村を舞台に始まります。
八雲は同書の序文で、この雪女の話を武蔵国西多摩郡調布の農夫から、その村の伝説として聞いたと記しています。現在よく知られる「白く美しい女性が現れ、若者の命を助け、秘密を守るよう求める」という物語を考えるうえで重要な手掛かりです。
ただし、八雲の作品をそのまま日本各地の雪女伝承の原型とみなすことはできません。各地には異なる姿や振る舞いの雪女が記録されています。


