河童

かっぱ

河童

河童|怪力なのに、大好物が「キュウリ」

基本情報

名称
河童(かっぱ)
読み
かっぱ
分類
妖怪
主な伝承地
日本全国。川・池・沼などの水辺。代表的な伝承地:岩手県遠野市、茨城県牛久沼など
出現場所
川・池・沼などの水辺
特徴
相撲 / 泳ぐ / 人や馬を水に引き込む
主な伝承・資料
怪力なのに、頭にフタのないコップを乗せて歩いている

01

怪力なのに、頭にフタのないコップを乗せて歩いている

水の中では馬さえも引きずり込むほどの怪力を持つ河童。

ところが、陸に上がると事情が少し変わります。

河童の力は、頭にある「お皿」の水と結び付けて語られることが多く、その水がこぼれたり乾いたりすると力を失うという伝承があります。

せっかく怪力なのに、大事な水を入れている頭のお皿にはフタがありません。

さらに、人間がお辞儀をすると河童もお辞儀を返し、その拍子に頭の水をこぼしてしまう、という話も伝わっています。

人間を水中へ引きずり込むほど恐ろしい妖怪なのに、陸では頭の水を気にしながら歩いていたと考えると、急に少し親しみが湧いてきます。

河童の顔

02

恐ろしいハンターなのに、大好物が「キュウリ」

河童は、水辺で人や動物を襲う恐ろしい存在として語られてきました。

ところが、河童の好物として有名なのがキュウリです。

現在でもキュウリ巻きを「かっぱ巻き」と呼ぶほど、河童とキュウリの組み合わせは広く知られています。

人を驚かせ、水中では怪力を発揮する妖怪が、キュウリを前にすると喜んでいる姿を想像すると、

怖い妖怪だったはずなのに、かなり印象が変わってきます。

キュウリを食べる河童

03

急所ではなく、なぜか「お尻」を狙う

河童の伝承には、人間の「尻子玉」を狙うというかなり変わった話があります。

首でも心臓でもなく、

お尻。

妖怪の攻撃方法としてはかなり独特です。

尻子玉とは何なのか、なぜこのような伝承が生まれたのかについては、いくつかの説があります。

現代では、河童はどこかかわいらしい妖怪として描かれることも多くなりました。

しかし昔の伝承を見ていくと、

キュウリが好き。相撲も好き。でも油断すると尻子玉を狙ってくる。

かわいさと怖さの差が非常に大きい妖怪です。

人を追う河童

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