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怖い妖怪なのに、女の子が大好き?
一反木綿は、最初から親しみやすい妖怪だったわけではありません。
柳田國男が1938年にまとめた「妖怪名彙(四)」には、鹿児島県肝属郡で、一反木綿の形をしたものが夜にひらひらと現れ、人間を襲うという伝承が記録されています。
ところが現代の映像作品では、ずいぶん違う顔も見せます。東映アニメーションの「ゲゲゲの鬼太郎」公式キャラクター紹介では、一反もめんは「女の子が大好きな九州の妖怪」とされ、女の子を見ると口説きに行くキャラクターとして描かれています。
昔の伝承では人を襲う怪異。現代作品では、空を飛びながら恋にも飛んでいく。
同じ一反木綿でも、時代と作品で印象は驚くほど変わっています。


