Photo: Zairon / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.001
蛇の橋を渡って開かれた聖地と「三仏」の秘密
日光山の歴史は、天平神護2年(766年)、勝道上人が大谷川(だいやがわ)の激流を渡ってこの地を開いたことに始まります。伝説によれば、激流で川を渡れずにいた勝道上人の前に深沙大王(じんじゃだいおう)が現れ、2匹の巨大な蛇を放つと、それが橋(現在の神橋のルーツ)に変化して渡ることができたとされています。 輪王寺の本堂である巨大な「三仏堂」には、阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音という3体の黄金の巨大仏が並んで安置されています。これは単に三種類の仏を並べたものではありません。日光の三つの霊山(男体山、女峰山、太郎山)の神々が、それぞれ仏の姿になって現れた(本地垂迹説)ものとされています。 古くからの山岳信仰の神々を、仏教の巨大な仏像システムの中に組み込むことで、輪王寺は日光連山全体を支配する宗教的な中枢として君臨しました。

Photo: Kimura Ryōtaku (Inscription by Tenkai) / Wikimedia Commons / Public domain
Photo: DXR / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0























































