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「三十三」は観音様が変身するパターンの数
「三十三間堂」という名前は通称で、正式名称は「蓮華王院 本堂」といいます。ではなぜ三十三と呼ばれるのでしょうか。それは、建物の柱と柱の間(間数)が33あるからです。建物の全長は約120メートルにも及びます。では、なぜ32でも34でもなく、33でなければならなかったのか。それは『法華経』という経典に、「観音菩薩は、人々を救うために相手に合わせて33の異なる姿に変身して現れる」と記されているからです(観音の三十三身)。つまり、横に長い33の空間と、そこに並ぶ1001体の観音像は、「どんな悩みを持つ人でも、どのような姿になってでも、絶対に漏らさず救済する」という、観音様の無限の慈悲を空間全体で表現した超巨大なインフォグラフィックなのです。

「三十三」は観音様が変身するパターンの数
Photo: LEGACY_REFERENCE: /var/lib/are-iina/unpublished/temples/sanjusangendo


