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行方不明だった「帝釈天の板」が発見された日
まず基本的な事実として、「帝釈天」というのは神様の名前であり、お寺の正式名称は「題経寺(だいきょうじ)」といいます。 江戸時代に創建されたこのお寺には、日蓮聖人が自ら彫ったとされる「帝釈天の板本尊(木の板に彫られた神様)」が祀られていました。 しかし、江戸時代中期の歴史の混乱の中で、この本尊はどこかへ行方不明になってしまいました。それから数十年後の安永8年(1779年)の春。本堂の改修工事をしていた際、棟の上の梁の隙間から、ホコリまみれになった謎の板が発見されました。 泥を落としてみると、なんと行方不明になっていた帝釈天の板本尊だったのです。発見された日が「庚申(こうしん)の日」だったことから、現在でも帝釈天では庚申の日が特別な縁日とされ、寅さんの映画でもおなじみの賑わいを見せるようになりました。

Photo: Nesnad / Wikimedia Commons / CC BY 4.0
Photo: Yoshio Kohara / Wikimedia Commons / CC BY 3.0










































