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日本で一番多い「お稲荷さん」
町のあちこちで見かける、赤い鳥居とキツネの石像が目印の「お稲荷さん(稲荷神社)」。日本全国に約3万社もあるとされ、コンビニよりも多いと言われています。
この圧倒的シェアを誇る神社の御祭神こそが「宇迦之御魂神(ウカノミタマ)」です。農業の神様としてスタートしましたが、時代が下るにつれて「商売繁盛」「家内安全」「芸能上達」など、人々のあらゆる願いを叶えるオールマイティーな神様へと進化していきました。


うかのみたまのかみ
宇迦之御魂神
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町のあちこちで見かける、赤い鳥居とキツネの石像が目印の「お稲荷さん(稲荷神社)」。日本全国に約3万社もあるとされ、コンビニよりも多いと言われています。
この圧倒的シェアを誇る神社の御祭神こそが「宇迦之御魂神(ウカノミタマ)」です。農業の神様としてスタートしましたが、時代が下るにつれて「商売繁盛」「家内安全」「芸能上達」など、人々のあらゆる願いを叶えるオールマイティーな神様へと進化していきました。

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お稲荷さんといえば「キツネの神様」だと勘違いしている人が多いですが、これは大きな誤解です。
ウカノミタマ自身はキツネではありません。キツネは、神様のメッセージを伝えたり、人間界の様子をパトロールしたりする「神使(しんし=神の使い)」に過ぎないのです。農作物を食べるネズミを退治してくれるキツネを、昔の農民たちが「農業の神様の使いだ」と大切にしたことがルーツだと言われています。

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日本中からこれほど拝まれている超有名な神様ですが、実は『古事記』にも『日本書紀』にも、ウカノミタマの具体的なエピソードや容姿の描写は一切書かれていません。
さらに驚くべきことに、「男性なのか女性なのか」すらハッキリと明記されていないのです。後世の絵巻物などでは、美しい天女のような姿で描かれることもあれば、稲穂を担いだお爺さんの姿で描かれることもあります。実体を持たないからこそ、あらゆる人々の願いを柔軟に受け入れることができたのかもしれません。

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