01
川と海が交わる「水戸(みなと)」の神
速秋津比売神(ハヤアキツヒメ)の「水戸(みなと)」とは、川の水が海へと流れ込む「河口」や「瀬戸」のことを指します。山の神から流れ出た水が、最終的に海へと合流する最も流れが速くダイナミックな場所を、女性の神格(および男性神とのペア)として表現しています。


はやあきつひめのかみ
速秋津比売神
Generated illustration: are-iina
01
速秋津比売神(ハヤアキツヒメ)の「水戸(みなと)」とは、川の水が海へと流れ込む「河口」や「瀬戸」のことを指します。山の神から流れ出た水が、最終的に海へと合流する最も流れが速くダイナミックな場所を、女性の神格(および男性神とのペア)として表現しています。

02
神道の最も重要な祝詞である「大祓詞(おおはらえのことば)」の中で、彼女は極めて重要な役割を果たします。川の神(瀬織津姫)が海へと流してきた人間の「罪や穢れ」を、荒れ狂う潮流の中で待ち構え、「ガブガブと勢いよく飲み込んで(呑み干して)消し去ってしまう」という豪快な浄化を担当しているのです。

03
彼女は単独ではなく、男性神である速秋津日子神(ハヤアキツヒコ)とペアで活躍します。二柱で分担して海と川の境界を守り、そこからさらに海の底の神(息吹戸主)へと穢れをパスしていくという、自然の海流を利用した完璧な「穢れのバケツリレー(浄化システム)」の一翼を担っています。

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