志那都比古神

しなつひこのかみ

志那都比古神

志那都比古神|イザナギの息吹が神に! 志那都比古神と「神風」のルーツ

基本情報

名称
志那都比古神
読み
しなつひこのかみ
神格・役割
イザナギとイザナミの神生みによって(あるいはイザナギの息から)生まれた風の神
系譜
父親の「ふーっ」という深呼吸がそのまま神様になった
関連する神
イザナギ・イザナミ
主なゆかりの地
伊勢・伊勢神宮・風日祈宮
主な登場資料
『古事記』(上巻)、龍田大社(奈良県)公式由緒
代表的な物語
イザナギとイザナミの神生みによって(あるいはイザナギの息から)生まれた風の神。『古事記』では志那都比古神(シナツヒコ)、『日本書紀』では級長津彦命と表記される。伊勢神宮の内宮別宮・風日祈宮などで祀られる。

01

朝霧を吹き払う「息吹」の神

神話によれば、イザナギが朝霧を吹き払おうとして「息」を吹きかけた際、その大気の流れから生まれたのが志那都比古神(シナツヒコ)です。「息」という人間の生命活動が、そのまま自然現象である「風」と結びついた、古代人のスケールの大きな想像力が窺えます。

朝霧を吹き払う「息吹」の神

02

暴風から農作物を守る祈り

風は農作物の受粉を助け、季節を運ぶ恵みであると同時に、台風(暴風)となって稲をなぎ倒す恐ろしい厄災でもありました。そのため、風を怒らせないように鎮める「風神祭」などの対象として、古くから全国の農民たちから恐れられ、かつ篤く信仰されました。

暴風から農作物を守る祈り

03

元寇を退けた「神風」の発生源

鎌倉時代、日本にモンゴル帝国が攻めてきた「元寇」の際、伊勢神宮に祀られていた風神(シナツヒコ)が猛烈な暴風雨を起こし、敵の船団を壊滅させたという伝説が生まれました。これが、日本を守る「神風(かみかぜ)」という言葉と信仰の歴史的なルーツとなっています。

元寇を退けた「神風」の発生源

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