高龗神

たかおかみのかみ

高龗神

高龗神|炎の血から生まれた水神。高龗神の「雨乞い」伝説

基本情報

名称
高龗神
読み
たかおかみのかみ
神格・役割
イザナギが火の神(カグツチ)を斬り殺した際、その血から生まれた水神・龍神
系譜
イザナギが火の神(カグツチ)を斬り殺した際、その血から生まれた水神・龍神
関連する神
イザナギ・イザナミ
主なゆかりの地
貴船神社
主な登場資料
『古事記』(上巻)、貴船神社 公式由緒
代表的な物語
イザナギが火の神(カグツチ)を斬り殺した際、その血から生まれた水神・龍神。名前の「龗(おかみ)」は龍を意味する。雨乞い(祈雨)や止雨の神として、貴船神社(京都府)などで篤く信仰されている。

01

火の神の血から「水神」が誕生

高龗神(タカオカミ)の誕生エピソードは非常にバイオレンスです。妻のイザナミを火傷で失い激怒したイザナギが、原因となった火の神・カグツチの首を剣で斬り落としました。その際、剣の先から滴り落ちた血から誕生したのが、この水と雨の神なのです。

火の神の血から「水神」が誕生

02

山の峰を司る龍神

「高(タカ)」は山の峰を意味し、「龗(オカミ)」は龍を意味する古い言葉です。つまり彼は、山の上に雲を呼び、雨を降らせて川へと水を供給する「山の水神(龍神)」としての役割を持っています。古代の農耕社会において、彼の機嫌は国の生死に直結していました。

山の峰を司る龍神

03

京都・貴船神社と「祈雨」の儀式

タカオカミを主祭神として祀る代表的な神社が、京都の貴船神社です。古来より朝廷は干ばつの時には「黒馬」を献上して雨乞いをし、長雨の時には「白馬」を献上して止雨を祈願しました。これが現代の神社で見かける「絵馬(えま)」のルーツとなっています。

京都・貴船神社と「祈雨」の儀式

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