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火の神の血から「水神」が誕生
高龗神(タカオカミ)の誕生エピソードは非常にバイオレンスです。妻のイザナミを火傷で失い激怒したイザナギが、原因となった火の神・カグツチの首を剣で斬り落としました。その際、剣の先から滴り落ちた血から誕生したのが、この水と雨の神なのです。


たかおかみのかみ
高龗神
01
高龗神(タカオカミ)の誕生エピソードは非常にバイオレンスです。妻のイザナミを火傷で失い激怒したイザナギが、原因となった火の神・カグツチの首を剣で斬り落としました。その際、剣の先から滴り落ちた血から誕生したのが、この水と雨の神なのです。

02
「高(タカ)」は山の峰を意味し、「龗(オカミ)」は龍を意味する古い言葉です。つまり彼は、山の上に雲を呼び、雨を降らせて川へと水を供給する「山の水神(龍神)」としての役割を持っています。古代の農耕社会において、彼の機嫌は国の生死に直結していました。

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タカオカミを主祭神として祀る代表的な神社が、京都の貴船神社です。古来より朝廷は干ばつの時には「黒馬」を献上して雨乞いをし、長雨の時には「白馬」を献上して止雨を祈願しました。これが現代の神社で見かける「絵馬(えま)」のルーツとなっています。

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