天之常立神

あめのとこたちのかみ

天之常立神

天之常立神|出番は一瞬、存在感は永遠。天之常立神の「隠れた宇宙」

基本情報

名称
天之常立神
読み
あめのとこたちのかみ
神格・役割
『古事記』の冒頭、天地開闢(てんちかいびゃく)の際に5番目に現れた神
系譜
独神(ひとりがみ)であり、すぐに身を隠した
関連する神
資料上確認できず
主なゆかりの地
出雲・高天原
主な登場資料
『古事記』(上巻)、戸部民夫『日本の神様がわかる本』(PHP研究所)
代表的な物語
『古事記』の冒頭、天地開闢(てんちかいびゃく)の際に5番目に現れた神。別天津神(ことあまつかみ)の一柱。「天が永遠に立ち続ける(存在し続ける)」ことを神格化した存在。独神(ひとりがみ)であり、すぐに身を隠した。

01

宇宙の始まりに登場する「別天津神」

日本神話の冒頭、まだ世界がクラゲのように漂っていた時、最初に特別な5柱の神様(別天津神)が現れました。天之常立神(アメノトコタチ)はその最後、5番目に登場します。彼が現れたことで「天(高天原)」という空間がしっかりと固定され、永遠のものになったとされています。

宇宙の始まりに登場する「別天津神」

02

姿を持たず、すぐに「身を隠す」

彼は「独神(性別のない一人の神)」として現れ、そしてすぐに「身を隠した(姿を消した)」と記されています。神話のストーリーやバトルには一切関わりません。人格を持ったキャラクターというよりも、天という空間が恒久的に存在するという「宇宙の法則」そのものを擬人化した存在だからです。

姿を持たず、すぐに「身を隠す」

03

祀られている神社が極端に少ない

宇宙の法則そのものであるため、特定の地域に根ざした信仰の対象になりにくく、アメノトコタチを祀っている神社は全国でも非常に稀です。島根県の出雲大社(本殿内)や、千葉県の駒見神社などにひっそりと祀られており、知る人ぞ知る極めてスケールの大きいレアな神様となっています。

祀られている神社が極端に少ない

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