01
天岩戸事件の「対策本部トップ」
アマテラスが天岩戸に引きこもり、世界が闇に包まれた大パニック。八百万の神々が天の安河原に集まって会議を開きますが、誰も良い解決策を思いつきません。
そこで「対策本部長」として前に出たのが思金神(オモイカネ)でした。彼は「力ずくで開けるのは無理だ。アマテラス様自身の好奇心を煽って、自分から開けさせるしかない」と、緻密な心理戦のシナリオを書き上げました。


おもいかねのかみ
思金神
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アマテラスが天岩戸に引きこもり、世界が闇に包まれた大パニック。八百万の神々が天の安河原に集まって会議を開きますが、誰も良い解決策を思いつきません。
そこで「対策本部長」として前に出たのが思金神(オモイカネ)でした。彼は「力ずくで開けるのは無理だ。アマテラス様自身の好奇心を煽って、自分から開けさせるしかない」と、緻密な心理戦のシナリオを書き上げました。

02
オモイカネのプロデュース能力は完璧でした。
まず、長鳴鳥(ニワトリ)を集めて鳴かせ「朝が来た」と錯覚させます。次に、腕利きの神に「八咫鏡」や「勾玉」などの豪華な小道具を作らせます。そしてメインキャストとして、度胸満点のアメノウズメに過激なストリップ・ダンスを踊らせ、周囲の神々に大爆笑のリアクションをとるよう指示を出しました。「自分がいなくて真っ暗なはずなのに、なんで外は盛り上がってるの?」と、アマテラスの心理を完璧に誘導したのです。

03
オモイカネの作戦は見事に成功し、アマテラスを外へ引っ張り出すことができました。
この実績が評価されたのか、その後ニニギノミコトが地上へ降りる「天孫降臨」の際にも、アマテラスから「私の政治を補佐しなさい」と指名され、しっかりと地上へ随行しています。力任せの武神が多い日本神話において、純粋な「知力」と「企画力」で歴史を動かした唯一無二のコンサルタント神です。

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