01
稲の収穫を意味する「トシ」
大年神(オオトシ)の「年(トシ)」という言葉は、現代のカレンダーの1年間という意味の他に、古代日本語では「実った稲(穀物の収穫)」そのものを意味していました。つまり彼は、農民が最も大切にする「豊かな稲の実り」をそのまま擬人化した、農業国・日本における超重要キャラクターなのです。


おおとしのかみ
大年神
01
大年神(オオトシ)の「年(トシ)」という言葉は、現代のカレンダーの1年間という意味の他に、古代日本語では「実った稲(穀物の収穫)」そのものを意味していました。つまり彼は、農民が最も大切にする「豊かな稲の実り」をそのまま擬人化した、農業国・日本における超重要キャラクターなのです。

02
毎年お正月になると、日本人は玄関に門松を飾り、部屋を大掃除して鏡餅を供えます。これはすべて、新しい年の豊作と幸せを運んでくれる「年神様(大年神)」を自分の家にスムーズにお迎えし、おもてなしをするための神聖な準備(儀式)なのです。お年玉も、元々は年神様の魂が宿ったお餅(年魂)を分け合ったのが始まりです。

03
親しみやすいお正月の神様ですが、血筋はバリバリのエリートです。父親はヤマタノオロチを倒した英雄スサノオ、母親は流通の女神である神大市比売、そして妹は全国のお稲荷さんのトップである宇迦之御魂神(ウカノミタマ)です。日本の「食と経済」を完全に牛耳る、最強の神様ファミリーの一員です。

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