01
史実の長屋王:豪華絢爛なセレブ生活と突然の破滅
1988年、奈良市内の発掘調査で数万点もの木簡(文字が書かれた木の札)が発見され、長屋王の邸宅跡が特定されました。そこから判明したのは、広大な敷地で氷室(夏用の氷の貯蔵庫)を持ち、鶴を飼い、多数の職員を抱えていた圧倒的なセレブ生活です。
しかし729年、彼は密告により「国家転覆を企てている」という罪を着せられます。藤原氏の勢力拡大を邪魔に思われていた長屋王は、軍兵に邸宅を包囲され、弁明の機会も与えられないまま、妻(吉備内親王)や子どもたちとともに自害に追い込まれました。これが史実として確認できる「長屋王の変」です.



