01
今の天守閣は「八犬伝」のために建てられた
今の天守閣は「八犬伝」のために建てられたを、今の天守閣は「八犬伝」のための博物館? 東京湾を支配した海賊大名・里見氏のリアルな館山城の中の具体的な場面として見ます。
館山城の山頂に建つ3層4階の立派な天守閣。実はこれ、昭和57年(1982年)に建てられた「模擬天守(お城の形をした博物館)」です。外観は、愛知県の犬山城などをモデルにして設計されました。 実際の戦国〜江戸時代初期の館山城に、これほど立派な天守閣が存在したという記録や証拠はありません。館山市が『南総里見八犬伝』の歴史的ロマンを観光に活かすため、八犬伝に関する資料を展示する「館山市立博物館分館」として、あえてお城の形をした建物を建てたのです。現在、内部では滝沢馬琴の資料や八犬伝の錦絵などが展示され、ファンにとってはたまらない聖地となっています。
今の天守閣は「八犬伝」のために建てられた
Photo: Wikimedia Commons
Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0