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迷路と罠のテーマパーク。でも本番はほぼ来なかった
迷路と罠のテーマパーク。でも本番はほぼ来なかったを、最強要塞なのに本番ほぼなし。しかも足元にはペンギンの中の具体的な場面として見ます。
姫路城といえば、真っ白で美しい大天守。 遠くから眺めると優雅です。 ところが敵の気持ちになって中へ入ると、印象が一変します。 この城、かなり性格が悪い。 天守は見えているのに、素直にそこへ行かせてくれません。 道は曲がる。門を抜ける。また曲がる。 「こっちで合ってるよね?」 と思いながら進んでいると、いつの間にか天守から遠ざかっている。 さらに壁には、鉄砲や矢を撃つための「狭間(さま)」がずらり。 敵からすれば、 「天守見えてるのに全然着かないし、ずっと狙われてる」 という、かなり嫌な城です。 ところが。 これだけ本気で敵を迎え撃く城を作ったのに、現在の大天守を中心とする姫路城は、完成後に大規模な攻城戦の舞台になることなく残りました。 あれだけ準備したのに、本番がほぼ来なかった。 最新のハイスペックゲーミングPCを買って、対戦ゲームをほとんど起動しなかったようなものです。 ただ、そのおかげで今も私たちは、この巨大な城を歩けます。 姫路城へ行ったら、天守だけを見るのではなく、 「自分が攻める側だったらどうする?」 と思いながら歩いてみてください。 たぶん途中で、 「これ無理だわ」 となります。
迷路と罠のテーマパーク。でも本番はほぼ来なかった
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Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0