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一番高い場所にあるのに、天守は一番低い
備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い。この節では、一番高い場所にあるのに、天守は一番低いをその切り口から読みます。
一番高い場所にあるのに、天守は一番低いを、一番高い山にあるのに、天守は低い。備中松山城を支える「岩壁の要塞」の中の具体的な場面として見ます。
備中松山城の天守は、山頂に立つ巨大な塔ではありません。限られた山頂の地形に合わせた小さな建物です。
敵にとって重要なのは、天守の高さではなく、そこへ到達するまでに何度も斜面を登らされることでした。山の高さが、建物の不足を補っていました。

一番高い場所にあるのに、天守は一番低い
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Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

