01
地震で壊れたら、「直すなら返す」で旧城主へ
地震で壊れたら、「直すなら返す」で旧城主へを、2004年まで「個人所有」だった国宝と、最上階の本物ベランダの中の具体的な場面として見ます。 犬山城は、2004年まで 個人所有 でした。 「国宝のお城が個人の持ち物?」と思いますが、そこには明治時代のかなり変わった経緯があります。 1871年の廃藩置県で犬山城は愛知県の所有となり、天守以外の多くの建物が取り壊されたり、払い下げられたりしました。 そして1891年、濃尾大地震で天守が半壊します。 その4年後。愛知県は 「修理すること」を条件に、旧城主の成瀬家へ犬山城を譲与 しました。 成瀬家をはじめ、多くの人々の支援で天守は修復されます。 その後も犬山城は成瀬家の所有として守られ、2004年に財団法人犬山城白帝文庫の所有となりました。 地震で壊れた城が、「直すこと」を条件に旧城主へ戻る。 犬山城は建物だけでなく、所有の歴史までかなり珍しい城です。
Photo: Bariston / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

Photo: ThorstenS / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0
Photo: KKPCW / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0








































