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最上階が、その下の階より外へ張り出す
右の写真で天守上部を見ると、最上階がその下の階より外側へ張り出していることが分かります。こうした構造は「唐造り」などと呼ばれます。上へ行くほど単純に小さくなる天守とは違う、頭でっかちな輪郭が小倉城の大きな特徴です。

最上階が、その下の階より外へ張り出す
Photo: Wikimedia Commons
Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

こくらじょう
小倉城
Photo: Douglas P Perkins (Douglaspperkins) / Wikimedia Commons / Public domain
小倉城を、最上階が下の階より広い「唐造り」の違和感という切り口から読み直します。一般的な城の概要を並べるのではなく、この城でしか成立しない出来事と、現在の姿とのずれを入口にします。
この記事では、小倉城の見どころを「最上階が下の階より広い「唐造り」の違和感」から三つの場面に分けて追います。各Sectionでは、固有の事実がなぜ意外で、城の見方をどう変えるのかを確認します。
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右の写真で天守上部を見ると、最上階がその下の階より外側へ張り出していることが分かります。こうした構造は「唐造り」などと呼ばれます。上へ行くほど単純に小さくなる天守とは違う、頭でっかちな輪郭が小倉城の大きな特徴です。

最上階が、その下の階より外へ張り出す
Photo: Wikimedia Commons
Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
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右は江戸時代の小倉城天守を簡易的に景観再現したイラストです。現在の1959年再建天守には、外観を華やかにする破風が加えられています。一方、細川忠興期の天守は現在のような装飾的な破風を持たない簡潔な外観だったとされています。復元イラストと現在の天守写真を見比べると、歴史的な特徴と昭和の再建で加わった意匠を分けて考えやすくなります。

「いまの天守」と「江戸時代の姿」を分けて見る
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Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
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右の写真は現在の小倉城天守です。最上階が張り出す唐造りという特徴を残しつつ、屋根には昭和の復興時に加えられた破風があります。「昔からの特徴」と「復興時の変更」を一枚の建物の中で見分けるのが、小倉城の面白さです。

いま見える天守には、二つの時代が重なっている
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Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0
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