五稜郭

ごりょうかく

五稜郭

Photo: Douglas P Perkins (Douglaspperkins) / Wikimedia Commons / Public domain

五稜郭|星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職

五稜郭を、星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職という切り口から読み直します。一般的な城の概要を並べるのではなく、この城でしか成立しない出来事と、現在の姿とのずれを入口にします。

基本情報

名称
五稜郭
読み
ごりょうかく
別名
亀田御役所土塁
所在地
北海道函館市五稜郭町
築城時期
1857年着工、1864年完成
築城者
武田斐三郎(設計)
現在の城郭
五稜郭公園として整備され、箱館奉行所が復元されている
文化財・指定
国指定特別史跡「五稜郭跡」

この記事では、五稜郭の見どころを「星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職」から三つの場面に分けて追います。各Sectionでは、固有の事実がなぜ意外で、城の見方をどう変えるのかを確認します。

01

星形は、砲撃の死角を消すためだった

星形は、砲撃の死角を消すためだったを、星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職の中の具体的な場面として見ます。

五稜郭の五つの突角は、敵が土塁へ近づく方向を分け、別の角から側面を狙えるようにするための形です。

高い天守で威圧する城ではなく、低い土塁と角の組み合わせで砲撃戦に対応する。五稜郭は、火器の時代に合わせて生まれた城でした。

星形は、砲撃の死角を消すためだった

星形は、砲撃の死角を消すためだった

Photo: Wikimedia Commons

はの門へ続く登城路と姫路城の天守

Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

02

実戦で、星形要塞の致命的な弱点が見えた

実戦で、星形要塞の致命的な弱点が見えたを、星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職の中の具体的な場面として見ます。

箱館戦争で五稜郭は新時代の軍事拠点になりました。しかし、星形の土塁だけで新しい砲撃を完全に防げたわけではありません。

要塞は設計図の上では死角を減らせても、攻撃の距離、火力、周囲の地形まで消すことはできない。五稜郭は近代要塞の理想と現実がぶつかった場所です。

実戦で、星形要塞の致命的な弱点が見えた

実戦で、星形要塞の致命的な弱点が見えた

Photo: Wikimedia Commons

はの門へ続く登城路と姫路城の天守

Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

03

要塞は戦後、「氷の産地」に転職した

要塞は戦後、「氷の産地」に転職したを、星形要塞はなぜ必要だった? 五稜郭が実戦で見つけた「死角」と、その後の意外な転職の中の具体的な場面として見ます。

戦争が終わると、五稜郭は軍事施設としての役割を失いました。その後、堀の水が凍ることを利用して氷を切り出し、販売する事業が行われます。

星形要塞は、戦場のためだけに残ったのではありません。軍事の時代が終わったあと、地域の産業や公園として別の使われ方を得たのです。

要塞は戦後、「氷の産地」に転職した

要塞は戦後、「氷の産地」に転職した

Photo: Wikimedia Commons

はの門へ続く登城路と姫路城の天守

Photo: そらみみ / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

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