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荒れ地だった代々木。大論争を呼んだ「木の種類」
大正元年(1912年)に明治天皇が崩御された後、天皇を祀る神社の造営が決定しました。場所は代々木の御料地。しかし当時のそこは、木がまばらに生えるだけの荒れ地や畑でした。
神社を包む「永遠の森」を作るため、林学博士の本多静六(ほんだせいろく)らが中心となってプロジェクトが始動します。ここで大論争が起きました。当時の首相・大隈重信は「神社の森といえばスギだろう! スギを植えろ」と主張しました。
しかし本多たちは猛反対します。「東京の土壌と気候ではスギは育ちません。関東の風土に合い、永遠に続く森を作るには、カシ、シイ、クスノキなどの『常緑広葉樹』でなければならない」と科学的データで論破したのです。

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