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総本山を持たない「独立系」のプライド
全国に3万社以上ある稲荷神社の多くは、京都の伏見稲荷大社から神様の分霊をいただいた、いわば「支店」のような存在です。しかし笠間稲荷神社は、伏見稲荷の系列ではありません。
飛鳥時代の創建と伝わり、もともとこの地にあったクルミの密林の中に祀られていたことから「胡桃下(くるみがした)稲荷」と呼ばれていました。中央の権力や巨大宗教ネットワークに組み込まれることなく、その土地の農民たちによってひっそりと、しかし純粋に守り続けられてきた独自のルーツを持つお稲荷様なのです。

Photo: Dinakarr / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0


