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娘を陥れる?御伽草子に見る「ブラック」な策略
現代の昔話では、一寸法師はお姫様のお供としてお参りに行った帰りに鬼に遭遇し、彼女を守って戦います。
しかし『御伽草子』では、一寸法師は仕え先の宰相の娘に一目惚れし、彼女を自分の妻にするために罠を仕掛けます。夜中に娘の部屋に忍び込み、彼女の口の周りに自分の供え物の米粒をなすりつけます。そして翌朝、「娘が私の米を盗み食いしました!」と主人に泣きつくのです。
怒った主人は娘を家から追放してしまいます。行き場を失った娘に「私がお供しましょう」と恩着せがましく付き従う一寸法師。ヒロインを社会的に抹殺し、自分が唯一の保護者になるという、現代なら大炎上必至のブラックな手口を使っていたのです。

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