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歴代領主による改修と丹羽氏による近世城郭の完成
二本松の地は奥州街道と会津街道が交差する交通の要衝であり、戦国時代から重要な軍事拠点であった。 畠山氏が室町時代に居館を構えたことに始まり、伊達政宗による制圧を経て、豊臣政権下では蒲生氏郷の支城として近世城郭への改修が始まった。 その後、加藤明利によって本丸の石垣が築かれたが、城郭の最終的な完成を見たのは寛永二十年(一六四三年)に入封した丹羽光重(織田信長の重臣・丹羽長秀の孫)の時代である。 丹羽氏は十万石の大名にふさわしい城郭とするため、急峻な白旗ヶ峰の地形を利用して山頂の本丸から山麓の三の丸に至るまで大規模な総石垣を築き上げ、城下町の整備も並行して進めた。現在見られる見事な野面積みや谷積みによる石垣の多くは、丹羽氏の時代に最終的な形として完成したものである。


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