Photo: torao t / Wikimedia Commons / CC BY 3.001
巨大な岩にへばりつく「懸造り」
苗木城(なえぎじょう)の跡地を訪れると、誰もがその異様な光景に息を飲みます。 普通の城は石垣を綺麗に積み上げて土台を作りますが、この城は山頂にある「家ほどもある巨大な自然の岩」をそのまま土台として利用し、岩と岩の隙間を埋めるように石垣を積んでいます。 かつての天守(大矢倉)は、この巨大な岩の側面に柱を立てて空中にせり出す「懸造り(かけづくり=清水寺のような構造)」で建てられていました。自然と人工物が一体化した、まさに天空の城です。



