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将軍の代理人「古河公方」が君臨した関東の都
室町時代、京都の室町幕府は関東を治めるため、将軍の親戚を「鎌倉公方(かまくらくぼう)」として派遣していました。いわば関東の副将軍です。 しかし、やがて鎌倉公方(足利成氏)は京都の幕府と対立して反乱を起こし、鎌倉を追われてしまいます。 その彼が逃げ込み、新たな本拠地としたのがこの「古河城」でした。 以降、彼らは「古河公方」と名乗り、古河の街は京都の幕府から独立した「関東のもう一つの都」として、約130年間にわたって独自の巨大な権力を誇ったのです。 古河城は、渡良瀬川の水と無数の沼を天然の堀として利用した、攻めるのが極めて困難な巨大な水城(要塞)でした。



